さっきテレビを見ながら夕食を食べていたのですが、何気なく見ていた番組は、こってり食事のランキングベスト10(正式なネーミングは忘れました)みたいなもので、ギャルソネはじめ、あけぼの、きみまろ達、大食漢が2000Kカロリー以上もあるような超こってり系の食事を、おいしいおいしいと言いながらペロリと平らげるところを紹介するものでした。中には、豚の背脂を極太麺の底と上と二層にたっぷりかけて、ギトギトにして食べるうどんのようなものもあり、私みたいな胃腸の弱いものは、見ているだけで胃もたれしそうなメニューもありました。。。
今夜の食事には、すり下ろし大根にじゃことおかかをたっぷりかけてお醤油をたらしたじゃこおろしが最後に残っていたので、家族の中で最後まで食べていた私が、それをちょっと無理してさらえた(残り物を全部片付け食べした意味の名古屋弁)のですが、それだけで、今こうしてすわって原稿を書いているとおなかが苦しくて仕方がないのです。
何が言いたいかというと、同じ人間でありながら、人それぞれ体質が全然違うと言うことです。人間みな同じ形をした胃や肝臓、膵臓を持っていても、その大きさや機能はそれぞれ異なり、じゃこおろしを食べ過ぎただけで胃がパンパンになるものもあれば、2000Kカロリーもあるような天丼を平気で4杯も食べるギャルソネもいるのです。みな、持って生まれたカラダは違うもので、それが個性でもあり、十把一絡げに扱うことが無理なのです。だから、薬でも同じ事が言えます。あの人にこの薬が合ったから私も同じ薬が合うとは限りません。私には重大な副作用が現れることもあるのです。門前薬局には、そういう意味でもお一人お一人の体質をよく理解して、それぞれに最適なお薬を飲んでいただきたいと思うのです。だから、時間をかけてよくお話しを伺ってからお薬を選びたいと思います
個性は、カラダだけでなく、考え方、感じ方、心についても同じ事が言えます。同じ事柄を見ても、人それぞれ捉え方、感じ方が違います。
お互いを理解し合うにはまず、相手と私は違って当然ということを認識して、相手の考え方を尊重し、自分と同じでなければおかしいという概念を改めることからだと思います。そしてお互い一歩ずつ譲って歩み寄ることができれば、平和な世の中への第一歩でしょう。
なんか話が大げさな展開になってしまいました
人のカラダの特長も、考え方の特長もすべては個性です。尊重し合いましょうよ