「羊と鋼の森」を観ました!!

めぐみの言いたい放題・・・

大活躍中の「山崎健人」扮する高校生「外村」が一人放課後らしき教室にすわり、雪の降りしきる外を眺めているシーンから始まりました。たまたま学校のピアノの調律に来た調律師「板鳥」(三浦友和)を体育館に案内し、彼の仕事に立ち会ったことから調律師に興味が湧き、自分も調律師になって苦労しながら成長していく様を描いた作品です。

外村は北海道旭川の大自然に囲まれ、三世代にわたる家族の中で育ち、その環境の影響もありとても実直で繊細で感性豊かな青年です。板鳥がたたいたピアノの1音、2音から旭川の森の木立の広がり、小鳥のさえずり、葉っぱのふれあう音、葉の緑色、こもれび等を感じ取り、帰りかけていた足を止め、振り返ってピアノに近づいて行きます。そこで板鳥が説明したフレーズ「ピアノは羊の毛でできたハンマーが鋼をたたいて音を出す、その調整で音が変わるんだ」で、やっとタイトルの意味が分かりました。 その日の板取が出した音や会話が外村の感性の琴線に触れたことで、調律師になることを決意し専門学校を卒業、板取の経営する楽器店で新人調律師として、先輩に付き添いながら腕を磨いていくのです。

訪問先で出会ったお客様方の人間性、関係性、そういう部分でも、旭川の冬のすべてを覆い尽くす雪と寒さの厳しさ、その季節を耐えた後に訪れる春、夏の大自然の生き生きとした喜びが背景に感じられ、その描写がとてもすばらしいと思いました。 今までは、映画を見終わって1週間もすると、結構その内容やシーンを忘れがちでしたが、この映画は1シーン1シーンが映像として脳裏に焼き付いているようで、くどいですが、大自然の風景と外村の心情がぴったりマッチしたカットが数多く頭に残っています。

でも、私の好印象とは対照的に、一緒に見に行った主人は外村の性格について、「ぐずぐずしないでもっとはっきりしろー」と言いたいと言っていました。私は「繊細」と捉えたのですが、人によって好き嫌いがはっきり分かれる映画かもしれませんね。。。честная позиция официальный сайтрецепты отзаклепочник для резьбовых заклепок купить в украине