毎年、閉店してからクローバーテレビや川岸のごった返す人の間から見ている天王祭りの宵祭り。今年は縁あって、津島市にご招待いただき、多分一生に一度の貴重な体験をさせていただきました。
まず、津島神社の参集所に集まり(100人弱はいたでしょうか)、お歴々のご挨拶のあと、津島の名物料理を頂きながら歓談しました。数カ国の総領事館、国会議員、県会議員、各市町村長や大きな会社の社長さん等々。相当場違いなところに来たモンだと、最初は恐縮しましたが、津島海部薬剤師会会長夫妻ともう一人の津島市薬剤師会副会長の友達と4人で固まって、結構飲み食いしちゃいました!! その後、職員の案内で順に天王川に歩いて移動。外に出ると、神社の駐車場には黒塗りの高級車と待機するお付き人がずら~り。これまたすごい光景でした。
宵闇迫る天王川では順に観光船に乗せていただき、ガイドボランティアの方の案内で池を一周し、ちょうちんを飾り付け途中の「まきわら船」などを見せていただきました。いつも川岸から見慣れた風景も、池の真ん中から周りをぐるーっと見回すとまたオツなものでした。戻ってきた頃に、ちょうど池の真ん中に設けられた会場から、けたたましい音で花火が上がり始め、それも間近で見ることができました。が、肝心の大玉花火は、津島高校の方で低めに上がったので、中之島の木が邪魔して見ることができませんでした!!
ガイドボランティアの話では五百年昔にまだ池が川だった頃、今の橋詰町(野田薬局さんの辺り)から浦方町(井桁さんの本宅あたり)に大きな橋が架かっていて、織田信長が橋の上から宵祭りを見物したという言い伝えが残っているそうです。 川岸の桟敷は非常に暑くて大変でしたが、私たちは運良く、ずっと船に乗っていられたので、絶えず風がそよそよ吹いていてとても気持ちよく見学することができました。
さてさて、とうとうお待ちかねのまきわら船の登場。目の前を悠々と過ぎていくまきわら船は圧巻で、それぞれの笛の音や乗っている人々までよく見えました。本物のロウソクを灯したちょうちんの明かりは幻想的で、五百有余年の歴史を感じさせる重厚なものでした。
おまけ!?(だ-れだ?)