何故、12月31日の夜中に108回鐘を突くのか調べた
ところ、12月31日のことを除日(じょじつ)と言い、
その夜に突くので「除夜の鐘」と言う。「除」という言葉に
は古いものを捨て新しいものに移るという意味があり、
心穏やかに新年を迎えようという願いが込められているとのこと。古く中国の仏教から伝わった風習とされ、人間には108個の煩悩があるので、鐘を108回突いてその煩悩を浄めるとのこと。
私、その日本仏教の伝統風習を、生まれてこの方1度も経験したことがなかったのですが、とうとう昨日初体験しました!!
おばあちゃんが亡くなって一通りの仏事をし、五七日の忌明け法要を終えたら仮のお位牌は処分して良いとのことで、檀家寺で大晦日の夜にお焚き上げして頂き、鐘も突いていって下さいと誘われました。目の前に津島神社があっても、超寒がりの私は毎年夜中のお参りはご無礼していましたが、この特別な大晦日の夜はそうもいかず、思い切って夜中に出掛けました。幸い比較的暖かな除夜でしたので寒さに震えることもなく、非力な私でも結構楽に大きな音で鐘を突くことができました。
不謹慎ですがもっと煩悩が取り払われて清々しい気分になるのかと思っていましたが、それより大きな音が近所迷惑だろうなーということの方が気がかりで一心に専念するところまではいかなかった気がします。
でも、突いた分は煩悩が少し払われたと思うので、新たな気持ちで今年もみなさまの健康増進のお役に立つよう頑張りますね。どうぞ、よろしくお願いいたします。
追伸。 2日は休日診療所の当番でしたが、インフルエンザが猛威を振るっていて薬も足りず、ひっちゃかめっちゃか。門前薬局の仕事の4日分くらい働いた気分でした。皆様お気を付け下さいね。