未病

今月の情報

2010年4月から医療保険制度が大きく変わり、後期高齢者という新しい保険制度が導入されました。さらに、保険医療費を抑えるためにジェネリック医薬品を推奨しなければいけなくなったりと、私たち調剤薬局も新しいシステムの導入やそれを覚えるのに大変です。製薬会社も必死で、ジェネリック医薬品メーカーは高橋英樹や黒柳徹子ら有名俳優を使って盛んにアピールしているし、先発メーカーは渡哲也で対抗してテレビで見ない日はないくらい宣伝しています。



裏を返せば、それくらい日本人は病院の薬を飲んでいると言うことです。以前聞いたデータでは、確か日本の医薬品消費量は世界一だったはずです。例えば、先天的に欠けているものがあって、それを補うためのホルモン剤や、細菌に感染したときの抗生物質など
必要な薬品もたくさんあります。ですが、化学薬品は基本的には石油から作られていて、カラダにとってはある意味では毒なのです。

人間の身体では肝臓が解毒工場の役目をしているので、病院の薬をたくさん飲んでいる人は、肝臓がいつも一生懸命働いているのです。また腎臓も血液の中から不要なものを濾過しているので、同じくせっせと働いています。化学薬品は身体を冷やしてしまい、代謝も落ちてしまいます。その結果、別の場所の働きも悪くなり、新たな病気を引き起こし、また薬が増えるという悪循環になります。



いつも言っているように、頭が痛いから頭痛薬、咳が出るから咳止めという対処療法ではなく、頭が痛い、咳が出る原因を考えてなるべくカラダに優しい自然薬や漢方薬で原因から治していくことをお勧めします。それには、完全に病気になってしまう手前で早く自分に起こっている変化に気づくことです。
身体は重大な病気になる前には何らかのサインを送っているものです。その小さなサインを見逃さないことです。例えば、肩が凝る、頭が痛い、目が見えづらい、口が異常に渇くなどなど。これらは重大な病気の前触れになることもあるのです。
基本的にはカラダを温め、血の巡りを良くすることが健康の基本なので、冷え性の方はまず冷えを治さなければいけません。これら大きな病気ではないがその前兆のような症状を、東洋医学では未病(みびょう)と言います。最近は養命酒のコマーシャルで有名ですね。未病のうちに自然薬、漢方薬、サプリメントで養生しておくことが大事なのです。



今回はまじめな話になってしまいましたが、4月からメタボリックな人は積極的にやせるように厚労省から指導も始まります。自分の健康は未病のうちに自分で守ることが、これからはますます要求される時代になっています。小さな変化が起きたら、すぐ、お気軽にご相談下さい。または病院で検査しても何ともないと言われたが自分は気になる、こんな話も得意ですよ!!

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