新年明けましておめでとうございます。
いつもご愛顧いただきまして、まことにありがとうございます。本年も皆様お一人お一人に真にお役に立てるよう精進してまいりますので、引き続きよろしくお願いいたします
さて、年があらたまったところでちょうどキリが良かったこともあり、当店のレセコン(保険調剤用のコンピューターのこと)を新しくしました。今に始まったことではありませんが、まあ、コンピューターというものは本当に大変!! とってもかしこくて人間の能力を遙かに超える便利な仕事をこなしてくれますが、そういう軌道に乗せるまでの準備の大変なこと。。。
命令は忠実に聞きますが、融通が全然利きません。今までのコンピューターに入っていたデータを、メーカーの異なる新しい機種に移すのがスムーズに行かないんです
今朝の朝刊に、ガンなどの高度な手術をするロボットをうまく扱うための研修施設が保健衛生大学を拠点とすることが決まった、という内容の記事が一面トップに載っていました。何でも、外国製の精密なロボットで、人間のドクターは、遠隔操作で患者のカラダをたくさん切り開くことなく、ガンを切除することが可能だそうです。しかし、操作には熟練が必要で、操作ミスで今までに死亡事故も起きたとか・・・ そこで、お医者さんが研修機関で人間の肉体を切る技術ではなく、機械の操作のスキルアップを図るというのです。
患者さんにとっては、体の負担も少なくて良いことなのでしょうが、なにか、いよいよ映画にあったように、人間がコンピューターに支配される時代が近い将来くるのでは・・・と危惧したくなるのは私だけでしょうか
一方、昨年は自然の脅威、偉大さ、それに比べて人間のはかなさ、弱さ、思い、感情、何と言っても一番「絆」を考えさせられた年でした。人間が人間らしくあること、自然への尊敬とおそれを失わないこと、大切なことをたくさん教えられました。
原発の有効性、電気が豊富に使える事への果てしない欲求、機械はより便利になるよう進化を追い求めてきた昨今。今のうちにブレーキをある程度かける術を覚えておいた方がよいと私は思います。。。