平成10年に検査入院中に容態が悪化した加藤のおじいちゃん(舅)は、そのまま亡くなってしまったので、あとの片付けが大変でした。個人の持ち物もさることながら、仕事では4つの会社を切り盛りしていたので、銀行の口座、通帳だけでもいくつもあり訳が分かりませんでした。
それから20年経ち、実家の母が認知症になり一人暮らしが危なくなって施設に入所しました。その後少しずつ実家の片付けをしていますが、短期記憶障害になった母は買ったものを覚えていることができず、洋服や趣味の道具など、いろいろ同じようなものが大量にしまい込んであり、それを片付けるのも一苦労でなかなかはかどりません。
2人分の片付けものから学んだことは、「私はあとに残るものに迷惑が掛からないよう、しっかり終活をしてからこの世を去るぞ」ということでした。
さて、気候もよくなり、先日衣替えをしました。衣装ケースの中の夏物を全部出し、代わりに冬物をしまおうとしたのですが、
あれっ 全部は入りきらずあぶれてしまいました。 おかしいなーと、ヒートテックなど種類毎に整理し直してみたら、あらあら、同じようなものが重なって何枚もあるではないですか!!
私はSサイズなので、なかなか市販の売り場には合う服がなく、カタログなどでSサイズを見つけるとついつい買ってしまっていたものがたまってしまったようです。
これでは母のことを悪く言えません!!
終活どころではないです。
あぶれた分を袋に押し込みながら深く反省したのでした!!