歳を重ねてくると、筋力の衰えや体重増加或いは減少などカラダの変化を感じていませんか?
静かに動かず横になっている状態では筋力は1日に約1~3%、1週間で約10~15%、3~5週間で約50% 低下すると言われ、特に歩くために必要な筋肉量が低下しやすく、元の筋肉量になるまでには動いてなかった期間の約3倍の期間を要すると言われます。
2019年に厚労省が実施した国民生活意識調査によると、ロコモ(運動器障害)はフレイル(虚弱状態)促進の最大の要因となっています。
加齢や病気で筋肉量が低下すると、カラダの機能も低下します。足の筋肉量低下により歩行速度が落ちたり、疲れやすくなるため活動量が減少します。加齢による食事量の減少に加えて、動かない→おなかが空かない→食量低下 になると栄養不足となります。低栄養の状態は筋力低下が進むという悪循環に陥り、要介護状態へと進む可能性が高くなります。
こんな症状ありませんか?
✔ 昨年より体重が減少している・・・
✔ 何もしていないのに疲れを感じる・・・
✔ 何もないところでつまずくことがある・・・
✔ ちょっとした汁物でむせることがある・・・
✔ 歩くのに時間が掛かる・・・
✔ 食事の品数が少ない・・・
✔ たくあんくらいの固さのものを噛みきることができない・・・
上の項目で思い当たる✔のある方、
それらは、筋肉(体力)の衰弱です!
予防と対策として、十分なタンパク質の摂取とカルシウム(鉄)の摂取を心掛けることです。
そして、1日30~40分のウォーキング!!
筋肉を鍛えるのは運動で負荷を掛けることしかできません。
食事で足りないタンパク質とカルシウム分はお任せ下さい!