私が育った時代は、テレビゲームも携帯もありませんでした。毎日外に遊びに出ては、公園の砂場や空き地の雑草相手に、手を真っ黒にしながら暗くなるまで遊んでいました。でも、私の子供たち世代はものごころ付いた時からファミコンがありました。我が家にはお絵かきソフトもありました。子供が小学生になると放課後友達が集まっては毎日ゲーム三昧。今も息子はゲームとパソコンと携帯があれば幸せに暮らせる大人になってしまいました。
ゲームに無関心だった私ですが、先日、家族がくつろぐ部屋に息子がゲーム機を持ってきて「龍が如く7」というゲームを始めました。テレビ画面に大きく写るので何気なく見ていたのですが、見ているウチに私がだんだんストーリーに引き込まれていってしまいました。一口に言えば、ヤクザになった主人公が義理と人情のしがらみの中で、敵を倒しながら成長していく物語です。たかがゲームと思って半分バカにしていたのですが、意外に映画張りのストーリー展開で奥が深く、次の展開がとても気になり、どっぷりはまってしまいました。それに輪を掛けて驚いたのが、息子たち若者世代の、瞬間的に画面から情報を読み取る能力の高さです。テロップで会話が吹き出し、グッズの情報が画面に出るのですが、息子はパッパと画面を次に進めるので私は全く読み取れず、いちいち「今、何て書いてあった?」と聞きまくりです。でも彼は全部把握できているのです。私は驚いて同世代の人に話したら、皆、子供世代はそうだと口をそろえて言うのです。
あと、とても残念なことに
「それって恵さんがトシってことだって~」と言われる始末です
(>_<;)