先日の研修会で現代人のビタミン・ミネラル不足が引き起こす不健康について学びました。
右図は一例ですが人参のビタミンA含有量は82%減、ホウレン草の鉄分はなんと95%減、図には載ってないけどみかんのビタミンCも98%減と驚異的な数字です!!
ということは、私たちは野菜や果物を摂ってるから大丈夫ではなくなってきているのです。
研修ではマグネシウム不足による骨粗鬆症、神経疾患、糖尿病、不整脈、筋肉の収縮異常、また、亜鉛不足による性腺機能異常、前立腺肥大症、脱毛、味覚異常、うつ病、情緒不安定など多方面に影響があることを聞きました。
その原因として、環境変化がまずあること。
右図のように広葉樹林の減少により、腐植物の減少、また護岸工事等で海にミネラルが届かないなど。
さらには農業の形態による変化があり、昔は肥えや野菜の残りを畑に巻き堆肥化し、土壌微生物の多様性が維持され、ミネラルも豊富な土壌だったのが、機械化大量生産のため化学肥料を大量に使用し、有機物の減少で土壌微生物が死滅し、農薬に頼る生産形態に変化したことを挙げていました。
いままでは、加工品、コンビニ弁当、冷凍食品などは栄養不足になると私たちの食事の問題を声高に言っていましたが、それ以前の問題でした。
じゃあどうすればよいか・・・ とりあえず有機栽培、ミネラル添加の食品を選んだり、あとはサプリメントなどで補うしかないですね!!