夏は脱水とむくみの季節です。
暑いからといって水分を摂り過ぎると末端にはむくみが生じ、胃は胃酸が薄まり消化不良にもなります。逆に水分を摂らないと脱水になります。熱中症も心配です。その加減が難しいです。
体内の水分を調節しているのは、腎臓での尿量や汗などですが、その水分を運んでいるのがアルブミンというタンパク質。
このアルブミンは肝臓でのみ作られるタンパク質です。このアルブミンは肉、魚、卵、大豆類などのタンパク質がアミノ酸として吸収され、肝臓でアルブミンに再合成されます。アルブミンが不足すると余分な水分が回収できずにむくみが生じます。
また、脱水時にも血液中の水分を維持するのがアルブミンですから、アルブミンがしっかりある方の方が脱水を起こしにくいのです。夏は口当たりの良いあっさりした食べ物を好みがちでタンパク質不足になりやすいですが、意識してしっかり摂るようにしましょう。
アルブミンが不足している可能性
☆むくみが慢性化している
☆薬が効きづらい
☆栄養を摂っても元気にならない
☆背が縮んだ
☆キズの治りが遅い
☆太ももが痩せてきた
☆早く歩けなくなった
液体アミノ酸製剤は血中アルブミン値が早く上がります。
食事で摂れないタンパク質を補うのに是非お役立て下さい。