最近、よく耳にするようになった「フレイル」という言葉。
簡単に言えば、高齢者の体力や回復力が低下した健康状態ということです。
でも、食事や運動、適切な補助食品や漢方薬などで回復することができます。
フレイルになると、骨折や認知症などになりやすく、日常生活に介護が必要になってきます。まずはフレイルのチェックです。
①、体重減少 年間4.5kg、または5%以上の体重減少
②、疲れやすい 何をするのも面倒だと週3~4日以上感じる
③、歩行速度の低下
④、握力の低下
⑤、身体活動量の低下
①、今までは太っていると脳卒中や高血圧などによくないと言われてきましたが、65歳を過ぎたら少し太めの方が長生きであることが証明されています。(ただし、過去に脳梗塞や心筋梗塞を起こした方、中性脂肪が高いなどを指摘された方は除きます)
②、「だるい」「気力がない」などの症状が続くと相談が必要です。体力だけでなく心の疲労が増大している可能性もあります。高齢者の疲れや気力の低下は、うつや認知症の始まりである可能性もあります。
③~⑤、筋肉が低下しないようにすることがフレイル予防には重要です。
そこで、フレイルの改善方法としては・・・
1,食事 欠食をしない。 少しでも1日3食たべること。
胃腸の調子を整える。 タンパク質(アミノ酸)を多く摂る。
2,運動 自分でできることは自分で。 少しでも毎日歩く
3,話をする 進んで会話をする。 人とふれあう。
まずはこれらの基本を実行いただき、それでも足りない分はアミノ酸(コンクレバン)(コラーゲン)、やカラダや心に良いあぶら(オメガ3)、カラダの代謝をよくする漢方薬などを上手に取り入れましょう。ご相談下さい。