たまたま業界誌に簡単なサムゲタンのレシピが載っていました。本格的な韓国のスープはまるまる1羽の鶏を使いますが、その雑誌のレシピは手軽に手羽元でできること。当店の取引漢方メーカーの担当者が、良質なナツメやクコを分けてくれること。そんなことから「よし、作ってみよう」と思い立ち、手羽元、もち米(生協でゲット)、松の実(カルディでゲット)、栗(おせち料理の忘れ物が冷蔵庫にあった)を用意し、いざ挑戦 😀 !!
作り方はいたって簡単で、手羽元、ナツメ、クコ、松の実、生姜、にんにく、洗ったもち米、ネギ、水、酒、塩を全部なべにぶち込み、煮立たせて、アクを取りながら30分ほど煮込むだけ。後は食べるときに、お好みで塩コショウ、ごま油を落とす、というもの。クコ、松の実は適宜だったのですが、手持ちがいっぱいあったのでついついたくさん入れたようで、それはそれは生薬の香りがプンプンするスープができあがりました。また、圧力鍋で作ったので、鶏肉のダシもよく出て、とても深くて濃厚な味わいのスープになりました 😆 。
4~5年前、全国大会の責任者という大役の日に、疲労困憊して何も食べることができず、仲間と4次会で行った韓国料理の店で出してもらったサムゲタンがスーーーッとカラダに染み渡り、生き返ったような心地になった体験をしましたが、その時を思い出させる同じようにカラダに染み渡るスープでした。飲んだ後はカラダがポッポと温まり、冬の寒い時期にピッタリですね。材料があれば何度でも作りたい1品です。