東洋医学では「肝」は肝臓だけではなくそれと関連のある、自律神経、目、筋肉、子宮、血液などを表します。これから本格的になる「春」を迎えると「肝」に負担がかかりやすくなり、肝臓や目の疲れ、自律神経の失調などが起こりやすくなります。特に「肝」は女性の先天と言われ、女性はより「肝」が疲れやすく春には症状が出やすくなります。血流の停滞による頭痛、肩こりも起きやすくなります。また、自然界の動植物は冬の間にたまった毒素を外に出し、生長を促す季節でもあります。
こんな時に必要なのがアミノ酸です。肝臓は栄養を造ると同時に解毒する大切な臓器。肝臓を元気に保つのがアミノ酸です。糖や脂肪はカラダに貯蓄できる栄養素ですが、アミノ酸は貯蓄できないので毎日しっかりお肉、お魚、卵、大豆類などのタンパク質を摂る必要があります。
食事で足りない分はアミノ酸たっぷりの栄養ドリンク剤がお勧め
このドリンクに含まれるアミノ酸17種類の働き
☆ロイシン --脳の機能を高める
☆イソロイシン--成長や知能の発育に必要
☆リジン --成長や脂肪の燃焼、疲労を回復する
☆メチオニン --肝機能を助けると共に神経を静める
☆フェニルアラニン-ホルモンの原料になる
☆スレオニン --栄養の吸収を助ける
☆トリプトファン--造血作用がある
☆バリン --情緒安定、知能の向上作用
☆アラニン --細胞膜を強くする
☆アルギニン --ホルモンの分泌を助けると共に免疫を高める
☆アスパラギン酸--エネルギー代謝に必要
☆グルタミン酸 --脳の機能を活性化
☆グリシン --細胞を元気にする
☆ヒスチジン --聴覚神経を活性化する
☆プロリン --脳の機能を高める
☆セリン --神経細胞を正常化
☆チロシン --細胞の老化を防ぐ
春は肝!!
【今月の情報】