地球温暖化のせいでしょうか、今年の暑さは異常で、35℃以上の猛暑日が当たり前の日が何日も続きました。
それに伴い熱中症の方も続出！！
痛ましいことに、私の身近な方もお仕事中に倒れ亡くなりました。他人事ではありません！！
熱中症は高温多湿が原因となって起こる症状の総称で、日本神経救急学会の熱中症検討委員会により、熱中症Ⅰ度・Ⅱ度・Ⅲ度と分類されています。
■かかりやすい環境
＊前日より急に温度が上がった日。温度が低くても多湿である。
＊室内作業をしている人が急に外で作業をした場合。初日から数日間が発症しやすい。
■かかりやすい方
＊幼児・高齢者・肥満者
＊脱水傾向にある方(下痢など）・発熱時・睡眠不足
■予防法
＊発汗によって失った水分と塩分の補給をこまめに行う。ポカリスエット、ア クエリアスのように塩分と糖分を飲みやすく配合した飲み物も良い。
＊塩分の補給には味噌汁やスープなどが体液と塩分濃度が近く最適である。
＊睡眠を十分取る。
＊十分に休憩を取りながら作業する。（休憩時に体温を下げる）
＊日射を防ぐ。通風を確保する。蓄冷材を使用する。水の気化熱を利用して体温を下げるなどの工夫を行う。
＊いざというとき発見が遅れないために一人にならない。
■熱中症かかった場合の応急措置
＊経口補水塩またはスポーツドリンクに少量の塩を入れて飲ませる。
冷たすぎる物は胃けいれんを誘発することがあるので注意。
＊霧吹きで全身に水を浴びせて冷やす。冷たい缶ジュースや氷枕を腋下、
股などの動脈が集中する部分に当てて冷やす。
＊涼しい場所で休ませる。木陰、クーラーの効いたところで衣服をゆるめ、うちわなどで早急にカラダを冷やす。
＊速やかに病院に連れて行く。躊躇せずに救急車を呼ぶ。
人手が必要なら大声で応援を求める。
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