いのちの木

今月の情報

下の木の絵は人間のカラダの働きを木にたとえたものです。


東洋医学の五行説の考え方を基本にしているので、5つの臓器「肝」「心」「脾」「肺」「腎」に分けています。「脾」とは、西洋医学で言うと消化器系、胃・膵臓・脾臓・十二指腸あたりに相当すると思って下さい。

まず始めに木の絵の細かい根っこの部分は、五行でいう「脾」 に当たります。地中深くしっかり張り巡らせて、地中の水分や栄養分をしっかり吸収する根の役目が「脾」です。「脾」がしっかりしていないと、地上部分の大きな木を支えることができず、充分な栄養を幹や葉に届けることもできません。

次に、根っこから集めてきた水分や栄養を一手に束ねて地上の大きな幹や枝葉を支えているのが、五行でいう「腎」になります。根幹が太くなければ地上部分は倒れてしまいます。同様に「腎」がしっかりしていれば、丈夫なカラダになります。

そうして根元から送られてくる栄養や水分を各枝や葉に分配する幹に当たる司令塔が「肝」になります。「肝」がしっかり働かないとカラダの隅々まで栄養が行き渡らず、特にこの春の時期は辛い状態になります。

 

裏面の絵に各臓器が弱っているときに起こる症状や病気がまとめてありますので、心当たりのある方はその該当する臓器が疲れているのかもしれません。 

それぞれの症状に対応した漢方薬、サプリがありますので、是非ご相談下さい!!