有難いの反対は?

めぐみの言いたい放題・・・

 オリンピックも終盤を迎え、日本のメダル獲得数が日に日に増えることが喜ばしいですね。世界の頂点を目指して並々ならぬ努力を重ねてきたアスリート達が、一堂に会して競技をする姿は、テレビを通してでも感動します。

しかし、毎日、超一流の試合を簡単に見ることができるとだんだん感覚が麻痺してきて、4年に一度の貴重な集大成が当たり前のようになってきてしまいます。

そう、この「当たり前」が困るんです。

コロナ自粛が長引いていろいろな事に我慢を強いられ、悶々とした気持ちになります。仕事がうまくいかない、楽しく外食ができない、宴会ができない、遠出ができない、、、 みんなストレスがかなり溜まっていますよね。街頭インタビューを見ていても、緊急事態宣言下なのに繁華街の人出が減らないのは、我慢の限界だからという意見が聞かれます。

 先日のZoom研修会で心理学専門の講師が言われた言葉でとても心に残っている言葉があります。 

 「有難いの反対は分かりますか?」

そう、有難いの反対は「当たり前」なんですって!!

いろいろな事を当たり前にしてしまっているから、できないことにストレスがウップンがたまる。それを逆の発想にすることが大事と言われました。いつも自由に出掛けられたのは有難い、仕事ができるのは有難い、おいしいご飯を頂けることは有難いという感謝です。この感謝の気持ちで頑張ってコロナ禍を乗り越えましょう。